Facebook の Bot Api で出来ること, ポリシーまとめ
Facebook がBotを開発できるMessenger Platformをローンチしました。
今回は、その詳細を記した「How To Build Bots for Messenger」を翻訳しながら、Bot Apiで出来ることを探っていきたいと思います。
始める前に
いつから使えるの?
Messenger Platform は 2016年4月12日から使えます。
作成後は、FacebookのReviewを経て、ユーザーに使ってもらうことが出来ます。
ポリシー周りの注意点
Reviewでは、ガイドラインやポリシーに沿っているかどうかをチェックします。特に気をつけなければならないのは下記の点です。
- 広告を掲載しない。
- チャンネル登録やページヘのLike誘導の禁止
- 有料コンテンツの提供
- 400,000インプ以上のアクセスは別途対応の可能性あり
- Call-to-action のリンクは別アプリへの誘導を禁止
より詳細はこちらを参考にしてください。結構丁寧位に作られていて、下記のように画像付きで解説してくれています。
Messenger Platform の概念
Facebookはデベロッパーに、メッセージを「ユーザーと繋がる場所」として捉えて欲しいです。
Messaging Platform はツールで、デベロッパーが提供するのは Experienceです。
Bots for Messenger で出来る3つのこと
1. Send/Recieve API
テキスト, 画像, ラジオボタンの送受信を提供します。もちろんCall to Action の設定もできます。
2. Generic Message Templates
ユーザーはボタンを押したり綺麗な画像を見たりするほうが、コードを描くよりも好きなはずです。そのためFacebookは、構造化されたメッセージ、垂直スクロール、URL、ポストバックを作成して提供します。
3. Welcome screen + Null state CTAs.
メッセージスレッドをあなたのアプリだと捉えてください。そのため、あなたの作るアプリはウェルカムスクリーン(初期画面)を持ち、ユーザーにBotの特徴を伝えることが出来ます。
ユーザーはどこであなたのBotを見つけるのか?
Facebookが提供しているWeb Plugin を使ってください。
Messenger Codes
どこにいるかは重要ではありません。もっと言えば、オンラインかオフラインかでさえ。
コードをスキャンするだけでMessengerのスレッドが立ち上がります。
名前をメモして、友人申請をして、会話を開始する、そんな必要はありません。
Messenger Links and User names
方法はコードだけではありません。パーソナライズされたリンクを発行することで、オンライン上のどこからでも、あなたとリンクを開いた人との会話がスタートします。
コレで同じ名前だから間違って、なんてこともなくなりますよね!
また、Shopify, Zendeskなどのツールとも連携しています。
さあ、はじめましょう!
こちらからどうぞ。
その他:Natural Language Assistance
こちらは現在英語のみの取り扱いになります。The wit.ai は自然な会話をするBotを作成するのに役立ちます。
※2016.04.14 22:00 まだ使えなかったorz
※2016.04.15 11:00 Fixed
対応はやい〜