呉市倉橋にカレイを釣りに行ったらマダイが釣れた話
こんにちは2016年2本目の釣りブログです。@hazumuです。
実は、前回の僕の記事には後日談があります。
これは1月1日の夜の話だったのですが、この翌日、1月2日も朝4時から釣りに出かけました。時期も時期なのでもちろん狙いはカレイです。
当日の状況
場所
場所は昨年の秋にタチウオを釣りに行った倉橋島の大向。呉の市街地からは車で45分ぐらいです。最近は音戸、倉橋ともに道路がかなり整理されているので昔よりも短い時間でたどり着けるようになりましたね。
潮
日 | 潮 | 満潮 | 干潮 |
---|---|---|---|
2016年1月2日 | 小潮 | 02:20 | 08:25 |
餌も少なかったので実際に釣りをした時間は5:00〜7:30ぐらいです。
エサ
種類 | 量 |
---|---|
本虫 | 5本 |
青虫 | ごくわずか |
前日の夜にアナゴを釣っており青虫がほとんど残っていなかったのでこの日のメインは本虫。頭を落として3、4等分して針先が出るように仕掛けます。
仕掛け
おもり | 天秤20号 |
---|---|
針 | 流線型カレイ・キス用針 13号 |
この日は潮の流れもそんなになく、海底は砂地なのでもう少し軽いおもりで近投しても良かったかもしれません。
マダイが釣れた
カレイを狙う場合はキスやギザミ(キュウセン)とは違い、数が出ないので待ちの勝負になることが多いです。それで1日あたり1、2匹つれたら万々歳かなというのがいつものことです。
この日も例のごとく開始1時間ぐらいは全くアタリがありませんでした。じっとしてても仕方ないので護岸から様々な方向へ投げては巻を、投げては巻を繰り返します。カレイを釣りに来ているわけなので、釣れなくても仕方ない、また明日いこうと半ばあきらめムードだった、その時。
しばらく放置してて回収しようと思った竿に大きなアタリが! そして、異常にしなる竿、走る魚。
巻きながら何が釣れたのか考えていたのですが、
- マゴチ
- マゴチにしては走る
- 大きなカレイ
- 30cm程の大物がかかったとしてもこんなには走らない
- ヒラメ
- 聞いたことがない
- クロダイ
- ありうる
と、この時点ではマダイという想像には及んでいませんでした。
数分に及ぶ駆け引きをしてようやく、護岸まで引き寄せたのですが、今度はタモ網がない。そのままリールを撒いて引き上げればいいじゃんと思われるかもしれないのですが、水中には浮力があるため重い魚でも細いラインで引き上げられるのですが、一度水面に上げてしまうと浮力がなくなり直接魚の重さがラインと竿にかかります。そのため、下手に引き上げようとするとラインが簡単に切れてせっかく釣れた魚を落としてしまうことがあります。
ここで考えた作戦は水中で魚を引きずりながら波止を走り回って海面へ降りられる階段があるところまで移動して手で掬い上げる。これしかない。ということで、暗い海面でうっすら白く見える魚を引きずりながら波止の反対まで走り出しました。その間も、潜る、暴れるといつラインを切られてもおかしくない状況です。
(階段まで回り込めばなんとかなると思ってた)
波止の中腹で万事休すか!と思われたその時、僕らの後からきた別の釣り人の持ち物の中に立派なタモ網が。こうなるともうヤケクソ。
普段おもいっきり人見知りの僕でも目が合うや否や開口一番
「タモ網かしてください!無理です。」
昔の偉い人か誰かが言っていました。
「釣りをする人に悪い人はいない」
と、その場にいた方たちは二人がかりで波止に寝そべり、タモ網を伸ばして魚を救い上げてくれました。神か、仏か。 もしその場にいた人がこのブログを見ていてたら本当にお礼を言いたいです。有難うございました。
そして、引き上げたタモ網のなかには赤く跳ねる魚が。。マダイだ。
船にで沖合にでて専門で狙っているわけでもなく、餌も少なくギリギリの状況、そして今は正月だ!これ以上の年始があるでしょうか。 ちなみにこの時に釣ったマダイは51cm。陸っぱりからだと立派なサイズです。
釣り上げた後は手が痺れていたし呆けていたので何の集中力もなく、その後狙っていたカレイは一匹も釣れず7時半頃、餌もなくなったので納竿。 その夜は、刺し身、湯引き、吸い物、骨蒸しと、タイ三昧で2日間の釣行は幕を閉じました。
骨蒸し
お吸い物
まとめ
その日の昼に本屋で波止ガイドを読んだところ、そもそも大向港から南の方はタイが釣れるポイントとして書かれていました。なので次に行くときはカレイ用のタックルではなく遠投できる装備に太いライン、タイ虫を装備して本格的にマダイを狙いに言ってもいいのかもしれませんね。
あいつ、いつもアナゴばっか釣ってるなと囁かれていた中、今年はいい滑り出しができたのでなんとしてもタチウオを釣りたいところですね。 (遠い目
- 作者: レジャーフィッシング編集部,須田幸正,益田武美
- 出版社/メーカー: KG情報
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
釣り場のゴミは持ち帰ろう
年始からいい滑り出しだね (๑˃̵ᴗ˂̵)وオラッオラッ