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【超簡単】アナゴを釣って捌いてアナゴ丼にする方法

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新年明けましておめでとうございます。@hazumuです。

年末年始は実家に帰省しており、毎年のことですが1月1日から夜釣りに出かけました。
今回の狙いは夕方のカレイ〜夜のアナゴ狙いです。結果、夕食にちょうどいい数のアナゴが釣れたので、その釣り方と捌き方、アナゴ丼にする方法まで今回の記事で書きます。

まずは釣りに行く

場所

江田島大君周辺

場所は江田島の大君周辺です。アナゴに関して言えば、この辺だったらどこでも釣れます。いや、カレイをついでに狙っていたからこの辺にしたけど、アナゴだけ狙うなら最早どこでもいいかも。ただ、大君周辺は漁港、駐車場、トイレ、コンビニもあり非常に便利な釣り場だったりします。

満潮 干潮
1/1 小潮 14:09 20:30

潮は小潮の引き潮です。

エサ

種類
本虫 500円
青虫 500円

この日寄った釣具屋では本虫は50gが1170円だったので500円では本来2匹ぐらいしか買えないのですが、正月ということか釣具屋さんが大盤振る舞いしてくれて、なんと500円で5匹も買うことができました。4等分ぐらいして使うと大体20回は使えます。

アナゴは潮の大小にかかわらず、潮の流れがあまり早くない場所や港内ならどこでも釣れます。時間帯は、日が落ちてすぐが一番食いがいいです。
今回はカレイを狙っていたこともあり、本虫と青虫のミックス掛けにしていましたが、アナゴは本虫には全く食いつかず青虫だけの釣果になりました。青虫はひと針に2本ぐらい掛けているイメージです。2匹ぐらいかけるといい動きをしてくれるので誘いとしても大きな効果を発揮します。

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仕掛

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おもり 天秤20号
流線型カレイ・キス用針 13号

潮の流れにも強くアタリが取りやすいのでおもりは20号ぐらいあるといいですね。小さい魚が釣れても仕方ないのでエサ取り覚悟の割りと大きな針を利用しています。

釣果

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17時〜20時の3時間で合計4匹のマアナゴが釣れました。(小さかった一匹はリリース)
アナゴは90%ぐらい釣れるとの見込通りでしたが一緒に狙っていたカレイはこの日は一匹も釣れませんでした。

捌く

締める

早速家に帰って捌きます。アナゴの体表を覆う粘液が多いせいか、家に帰ってもまだ生きており変にほうっておくと生きが悪くなるので先に頭に包丁を入れてしめます。後々串打ちができなくなるのでこのタイミングで頭を落とすのはやめましょう。

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串打ち

アナゴを開く前に頭の後ろにアイスピックや釘をさして木の包丁にとめます。 よく鰻屋さんがやるあの方法ですね。

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開く

「ウナギは腹開きアナゴは背開き」と言われるようにアナゴは背から刃を入れていきます。専門的でもなく良い包丁がない場合は、カッターナイフが役に立ちます。アナゴの体が滑って最初に刃を入れるのが結構難しいので、カッターナイフの刃がこぼれていたら一枚ぐらい先端を折って使うのが良いでしょう。

1.開く
後頭部から刃を入れたら背骨にそって刃を入れていきます。尾の方は細くなっており扱いが難しいのでこの段階ではおの先っぽまで刃を通さなくても構いません。この時、おなか側に刃を出さない用に注意しましょう。

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2.内蔵を取る
半分に開いたら内蔵をとります。

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3.背骨をとる
再度頭の方から、こんどは背骨の反対側にそって刃を入れていきます。刃を滑らせながら背骨を引っ張って徐々に引き剥がしていきましょう。 この辺でしっぽが邪魔になりますので相当腕に自信がない限りは適当に切り落としてアナゴ丼のタレの出汁として使います 笑

4.ヒレを取り除く
この状態のままでは、アナゴの側面にヒレが残ったままなので、ヒレを取り除きます。

5.頭を落とす
ここまでやってようやく頭を落とせます。

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尾の方は完全に諦めてますが、なんとか完成!

アナゴ丼にする

料理はそんなに得意じゃないのに、せっかくなので美味しいアナゴ丼が食べたいという欲求はあります。で、こんな時に役に立つのが「ウナギのタレ」。 そう、土用の丑の日などで鰻屋さんでもらうアレですね。 クックパッドをみてアナゴ丼用のタレをゼロから作ってもいいのですが、冷たい海風のもと夜釣りをしてきた人間にはそんな体力は残っていません。

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タレを作る

1.使いそうな分だけウナギのタレを鍋に入れる
2.捌いたアナゴの骨の部分と尻尾の部分、捌くのを失敗した部分をとにかくタレにぶち込む
3.骨の周りについた肉から出しがでて煮えきるまで煮詰める

アナゴを焼く

1.コンロに編みを引いてアナゴを焼く
2.時々作ったタレにつける
3.焦げ目がつくまで繰り返し

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焼いたアナゴを体の向きと垂直に1センチ間隔に切って具が出来上がります。

盛り付ける

炊きたてのご飯の上にアナゴ、大葉、のりをかけてアナゴにつけていたタレを垂らせば完成です。何もしなくても美味しいウナギのタレを使っているので絶対にまずくなることはありません。

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まとめ

ぶっちゃけアナゴはいつの時期でもどこの港でも釣れます。そして、捌く手間さえ超えてしまえば、こんな簡単においしく料理できるので、みなさんも2016年にアナゴ釣りからのアナゴ丼に挑戦してみてはどうでしょうか??

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